| top | こごみ >>

行者ニンニク





雪解けを待ちかねたように芽吹く山菜の王者。
硬雪の上を歩いて沢沿いの雪が滑り落ちた高い場所まで登ると、
雪の下ですでにモヤシのような芽が伸び出しています。
この状態のものが味、香り、歯ごたえ共に最高です。
 
熱湯に2〜3秒くぐらせ、冷水に取ってから赤いハカマの部分を取ります。
匂いが気になるようなら、茹でるときにインスタントコーヒーをお湯に加えると良いですよ。
部屋中に広がるようなあの匂いはほとんどしなくなります。
インスタントコーヒーの粉の量はアメリカンコーヒー程度にするのがコツ。
サッと茹でて水で洗うとかなり匂いは消えています。
酢みそ和え、お浸し、即席の醤油漬けなど 春の香り一杯の一品に。
またこの状態で水気を絞り、ラップでくるんで冷凍しておくと
いつでも採り立てに近い風味が味わえます。
洗っただけの生のままで用途に応じた刻みかたをして冷凍する事も出来ます。

 

雪の下から顔を出して1週間もすると、すぐにこのように葉が開いています。行者ニンニク好きにとっては食べ頃です。

ザクザク刻んで、豚肉との炒めものやジンギスカンやギョウザの具などに最適です。
長期保存の醤油漬けには、茎の部分だけを適当な長さに切ったものと、
生醤油をビニール袋に入れ、しんなりさせてからガラス瓶に詰め、
冷蔵庫で保存します。
かなり塩辛くなるので塩分の心配な場合は小分けして ジッパー袋で冷凍します。
我が家では2〜3年ものの真っ黒な醤油漬けを夏の食欲の無い時、
お茶漬けや、刻んで納豆と混ぜて食べ、スタミナをつけます。

 
 
雪解けから一ヶ月たち、すっかり太く、固くなったものですが、まだ炒め物などに充分使えます。
 
この頃 ガラス瓶やかめに刻んだ行者ニンニク、生醤油、こうじを同分量入れ、三升漬けを作ります。
涼しい場所に置いて時々、かき混ぜ、こうじがとけて甘みが出たら出来上がりです。
甘みと多少の辛みが有り、そのままごはんにのせたり、和え物にも使えます。
もっと辛いのが好みの場合は青唐辛子を混ぜるのがお勧めです。

 

この位になると蕾をもったものも有ります。
採る時に自然保護のため、蕾の見えるものは残して置きましょう。

このように太いものですが案外、柔らかです。
小口切りをして 花カツオ、味の素、醤油を混ぜた即席の醤油漬けが出来ます。
一日で漬かり思いがけ無い美味しさです。
強烈な匂いも薄れており、この頃が一番好きと言う人もいるようです。
 

さっと熱湯に通し、冷水で冷やしてから水気を絞り一食分づつラップでくるみ冷凍させたもの。
長さをそろえ棒状にしてキッチリと詰めておくのがコツです。
 
使う時は凍ったまま、両手でひねるようにするとばらばらになるので、
刻んでそのまま調理します。


「行者ニンニクと豚肉の油炒め」




彩りに薄切りの人参を入れたり、荒くくだいた豆腐を入れても美味しい。


「行者ニンニクとホッキ貝の酢みそ和え」



好みの固さに茹でた行者ニンニクとホッキ貝を砂糖、酢、味噌、練り辛子などで和えます。
茹でたイカやホタテ、ツブなど他の貝でも良い。
   

「玉子とじ」




刻んだ行者ニンニクをサラダ油で炒め、醤油、みりん、本だしで味つけをし
溶き卵でとじます。


「即席の醤油漬け」



さっと茹でて冷水に取って冷ましてから醤油、空煎りして手で砕いた花かつお、好みでめんつゆを混ぜて味付けをします。


「長期保存醤油漬け」




生の刻んだ行者ニンニクをひたひたの生醤油に漬け、冷蔵庫で長期保存したものです。


「とろろ芋と醤油漬け」



すりおろした長いものに長期保存の醤油漬けをのせ、かき混ぜてから、ご飯にのせます。


「行者ニンニクの三升漬け」





生のままで葉も茎も刻んだ行者ニンニクと同じ位のかさの醤油、こうじを混ぜ
かき混ぜながら室温でならします。我が家では塩分少なめの昆布醤油を使っています。


「シメジの三升漬け和え」




茹でたシメジを行者ニンニクの三升漬けで和えたものです。
すぐ食べても、1〜2日おいて味が馴染んでから食べても美味しいものです。


「イカの三升漬け和え」



お刺身にしたイカの残ったものを三升漬けで和えておくと
美味しい醤油味の塩からが簡単に出来ます。醤油を足すのがコツです。


nori2herb2 | 山菜 | 20:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Comment









Trackback
URL:

08
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--